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手のひらサイズの世界遺産

この記事の更新日:2016年02月07日 スタッフブログ一覧へ

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リディア王国スターテル金貨 クロイソス王時代(紀元前560-546)

現在私達が使用している円形の打刻貨幣の原型は、紀元前7世紀頃、小アジアに存在したリディア王国で製造されたエレクトラム貨と伝えられています。

以来、貨幣は人類を最も悩ます存在となります。その貴金属としての価値ゆえに、喜怒哀楽の源となり、日常の生活や文化の向上、発展に不可欠なものとして位置付けられています。 又、戦争やその他諸々の事象と共に人類の歴史を形成した主要なパーツとして、現在もなお、全ての領域に渡って我々の生活を支配しているのです。

第一次大戦以降その役割の主役をペーパーマネー(紙幣)に譲ったとはいえ、人類史上最も優れた発明品であることに変わりはありません。

この貨幣を芸術品の粋にまで高めたのは、古代ギリシアの都市国家ですが、その歴史的美術的価値により、かなり古い時代から日常の決済手段以外の役割として、これらを収集する人々が出現したのも自然の流れでしょう。

以来、貨幣は人類を最も悩ます存在となります。その貴金属としての価値ゆえに、喜怒哀楽の源となり、日常の生活や文化の向上、発展に不可欠なものとして位置付けられています。 又、戦争やその他諸々の事象と共に人類の歴史を形成した主要なパーツとして、現在もなお、全ての領域に渡って我々の生活を支配しているのです。

事実、貨幣によって判明した歴史的事実や、滅亡した民族の存在も少なくありません。まさに現在に残る世界遺産や美術品の多くは、貨幣によって築き上げられてきたといっても過言ではないでしょう。 しかし、今日これらの巨大建造物や美術品の多くは、観光や鑑賞の対象とはなるものの、個人の所有に帰すことは、まず不可能です。

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古代ギリシア、アテネ テトラドラクマ銀貨 ペリクレス以前(紀元前546-455)
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マケドニア王国 ダイ・スターテル金貨 アレキサンダー大王(紀元前336-323)

貨幣は、古来一国の君主や民族、種族の威信をかけ、その時代における最高の彫金、造幣技術を駆使し、最大の創造力によるデザインを一片の金属片に刻んだ、彼らの存在の証であり、彼らが残した美術品です。

量産が可能な貨幣は、その後も彼らの子孫や征服者に伝えられ、又は埋蔵されることにより、その大部分は溶解されたとは言っても、3000年近くに及ぶこの人類の遺産は少なからず、世界中の愛好者や相続人により分散所有され、今日に至っています。

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オランダ領東インド会社 ヂュカトン銀貨 1750年 VOC

その国の中央博物館や、美術館でも所有されていない品が、今でも民間に保存されていることも他の美術品と異なる特徴の一つでしょう。

19世紀以降は、各種の素材が用いられるようになった貨幣も、それ以前は、基本的に金、銀、銅の腐食しにくい3種の金属で製造され、それは又即ち国富でもありました。

流通の役割を終えた貨幣は、その妖しい輝きと、魅力的な図案により、本来の素材価値以上に評価され、大切に伝承されてきた品も少なくありません。

かつてはこれらの古貨幣を愛好出来るのは、流通や交易手段を握っていた、一国の支配階級や、裕福な商人だけでしたが、20世紀の経済や運輸のグローバル化により、ごく普通の人達でも入手、保管することが容易となりました。

更に収集家層の広がりと共にカタログも充実され、ほんの少しの努力を傾けるだけで、かなり正確な価格を把握出来るようになりました。

古貨幣収集は、元々為政者による人心学や、宗教的理由により始まりましたが、今では、共通の認識を持つ愛好家が全世界に散らばっている21世紀型収集品として、知る人ぞ知る存在となっています。概ねその目的は次の通りです。

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フランス ルイ14世エキュ銀貨 1644年
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イギリス 5ギニー金貨1713年

収集の目的

  • 歴史学、民族学、考古学の標本として=博物館、美術館、各種研究機関、研究家。
  • 何らかの理由により、コインが好きになった人の趣味として=いわゆる収集家・・・歴史が好きな人、美術が好きな人、貴金属が好きな人、非日常的な品が好きな人、ローテクに魅かれる人、環境破壊が嫌いな人、等々。
  • 資産保全の一手段として、既存の投資物件に飽き足らない人、有形資産を遺したい人、もうすぐ紙幣の暴落(インフレ)が起こると思っている人、「貨幣」そのものが資本主義の根源であり、再生産、再発行の出来ない有限資産の為、その活用法はいく通りも考えられます。
  • 思い出作りの一つとして、旅行の好きな人、宝飾品が好きな人、等々、いいことずくめの様ですが、反面、古来より偽造品が存在するのも事実ですし、価格が不当に高くても後悔する元となります。

当社は、上記に該当する人や機関の為に、古貨幣のみならず、営業品目全般をその目的に合わせて的確にコンサルティングする会社です。 この分野の商品は、最も早い時期(19世紀後半)に世界的になったとはいえ、そのアイテム数の多さや、入手難易度、真贋判定やコンディションの問題等、いまだコンピューターやインターネットでは解決のつかない多くの課題を残しています。

日本と世界の200社以上のディーラーやオークション会社と取引のある当社は、小企業とはいえ、この分野における「商品知識」「情報の正確さ」「価格の適正さ」は世界でも他社に引けを取らないものと自負しており、ITでは解決のつかない問題も含め、大手商社でも出来ないサービスを心掛けています。 「ご希望のコインをよりお求め安い価格でお届けする」のは勿論のことですが、その前提として、「皆様方の身になって」がつくことは言うまでもありません。

皆様方の利益の向上にお役に立った上で、手のひらサイズの世界遺産」を我々の世代から、より良い形で未来の世代に引き継ぐことこそが、当社の使命と考えております。この分野の商品の売買は是非、当社にご相談下さい。

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